宗旨による違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 03:48 UTC 版)
日本の浄土教諸宗においては、「三部経」のなかでも、それぞれ重視する経典が異なっている。 浄土宗(鎮西派) 『仏説観無量寿経』 西山浄土宗(西山派) 『仏説観無量寿経』 浄土真宗 『仏説無量寿経』 浄土真宗の宗祖とされる親鸞は、主著『顕浄土真実教行証文類』(『教行信証』)の「総序」の結びに、『大無量寿経』・「真実の教」・「浄土真宗」と記している。 時宗 『仏説阿弥陀経』 なお、上記の三宗と同じく称名念仏の宗派として成立した融通念仏宗では、『華厳経』・『法華経』を正依とし、『浄土三部経』を傍依としている。
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