総合宿泊予約サイトへの変貌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:14 UTC 版)
「ブッキングドットコム」の記事における「総合宿泊予約サイトへの変貌」の解説
Booking.com B.V.は現在、世界70カ国に198の支社を持つ。ヨーロッパ各地域やオーストラリアなど広い地域において、オンライン宿泊施設予約の最大手企業となっており、アメリカ合衆国が、国別予約数で最多となっている。ブッキングドットコムが事実上グループの売上面における中核事業となったことから、2018年2月、親会社のプライスライン・グループがブッキング・ホールディングス(Booking Holdings Inc.)へ社名変更を行うに至っている。 2000年代の時点では、登録施設のほとんどがいわゆるホテルであったが、2010年代前半から、バケーションレンタルの登録を拡充し、民泊を含む、総合的な宿泊予約サイトに変貌した。現在のブッキングドットコムはホテル予約サイトの世界最大手であると同時に、バケーションレンタル予約サイトの世界大手となっており、フォーチュンの報道では、2019年におけるブッキングドットコムの民泊リスティング数が、先行するAirbnbに接近し、両社による競争の激化が報じられている。 様々な企業とのアフィリエート提携を強化しており、エアライン各社やレンタカー、航空券手配サイトなどと提携関係に有る。また、旅行ガイドブック「地球の歩き方」や、世界的に知られる旅行ガイドブック「ロンリープラネット」「ミシュランガイド」も同様にアフィリエートでの提携をしている。ほかに、ニューヨーク市観光局やサンフランシスコ観光協会など、世界各地域の観光関係諸機関や航空会社と提携関係を持つ。
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