絵文字のモヤイ像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 06:56 UTC 版)
この節には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(Unicode 6.0の絵文字)が含まれています(詳細)。 記号UnicodeJIS X 0213文字参照名称🗿 U+1F5FF - 🗿🗿 Moyai 携帯電話の絵文字には「MOYAI(モヤイ像)」の絵文字が存在する。 この絵文字は2003年に登場したKDDI絵文字の「タイプD」バージョンで初めて実装されたもので、絵文字の名称は「モヤイ像」とされた。2010年に携帯電話の絵文字がUnicodeによって国際規格化された際にこの「モヤイ像」も収録され、その際「MOYAI」という英語の正式名称が付けられた。Unicodeの資料に参考として表示されている図柄は渋谷駅のモヤイ像を模したデザインになっている上、「Japanese stone statue like Moai on Easter Island(イースター島のモアイに似た日本の石像)」という注釈が付けられており、モアイ像ではなくモヤイ像の絵文字であることが強調されている。 しかし、実際にフォントとして各社の端末に実装される絵文字は日本のモヤイ像ではなく、イースター島のモアイ像を模したデザインになっていることが大半であり、実質的にはモアイ像の絵文字として通用している。KDDI絵文字タイプDの「モヤイ像」も図柄自体はイースター島のモアイ像であり、日本のその他の携帯電話キャリアも同様である。Appleも当初からイースター島のモアイ像のデザインを採用している。マイクロソフト、Googleなどは初期に渋谷駅のモヤイ像を模したデザインを採用していたが、いずれも2010年代後半ごろに登場したバージョンからはイースター島のモアイ像に近いデザインに統一されている。
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