紫光【シコウ】(観賞樹)
登録番号 | 第13604号 | |
登録年月日 | 2005年 12月 7日 | |
農林水産植物の種類 | つばき | |
登録品種の名称及びその読み | 紫光 よみ:シコウ | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 満田敏幸 | |
品種登録者の住所 | 愛媛県周桑郡小松町妙口465-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 満田敏幸 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、ヤブツバキの自然交雑実生から育成されたものであり、花は穏赤紫色で、一重咲きで花形がラッパ咲きの小輪となる庭園向きの品種である。樹形及び樹高は普通、枝の太さ、分枝性及び節間長は中である。葉形は楕円形、葉の大きさは大、葉姿は縁の外曲、先端の形は鋭形、葉脚の形は鈍脚、色は濃緑、光沢は有、厚さは中、葉縁の形は鈍い細鋸歯、葉柄の長さは長、葉柄及び葉の毛は無である。花は一重咲き、花形はラッパ咲き、着き方は横向き、大きさは小輪である。花色区分は単色、花色は穏赤紫(JHS カラーチャート9513)、外花弁の形は倒卵形、弁脈は明確、弁縁の形は桜弁、花弁数は9以下、外花弁の曲り方は平滑、蕾の形は円尖形である。雄ずいの形は筒しべ、花糸の色は帯紅、やくの色は濃黄、花弁と雄ずいのゆ着はする、子房の毛は無、子房の室数は3、花の香りは無である。開花期は春咲きである。「千年藤紫」及び「青い珊瑚礁」と比較して、花色が穏赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に育成者のほ場(愛媛県周桑郡小松町)において、ヤブツバキの自然交雑種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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