米子中継局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 15:41 UTC 版)
「松江・米子 テレビ・FM放送所」の記事における「米子中継局」の解説
米子などの鳥取県西部地方は、もともと松江方面からの電波が届いていたこともあり、この松江局からの電波を受信する世帯が多かった。NHK鳥取総合・米子中継局は、もともと市内に置かれ、ほか周辺地域にも中小中継局が置かれていたが、米子などの受信状況を考慮し、これらの中小中継局を統合した上で、NHK松江の親局に併設する形で現在の米子中継局が開局した。民放は、全局が山陰両県をエリアとしているため、米子方面向けの特別の中継局は設けられていない。域外中継局は、他にも下記が存在するが、詳細はこちらを参照。
※この「米子中継局」の解説は、「松江・米子 テレビ・FM放送所」の解説の一部です。
「米子中継局」を含む「松江・米子 テレビ・FM放送所」の記事については、「松江・米子 テレビ・FM放送所」の概要を参照ください。
米子中継局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:44 UTC 版)
総合テレビ・教育テレビ米子局は、民放テレビ局が鳥取・島根の相互乗り入れをしている関係で、島根県松江市内の枕木山からの域外送信である。 NHK鳥取放送局は1980年代末期まで、県西部向けの総合テレビ・教育テレビの中継局を、境港市内や米子市内などの県内に複数設置していたが、アンテナの向きから良好に受信できる世帯が少なかった。むしろ、容易に松江からの電波が届く典型的なスピルオーバー地帯である県西部では島根県向けの総合テレビ松江局(6ch)を受信している世帯の方が多く、教育テレビに至っては松江局(12ch)のみだった。 そこで、当時NHK米子ラジオ送信所内から42chで送信していた旧米子局を、近郷の中継局ともども枕木山に移し、本州では初となる域外送信を実施することになり、6chの総合テレビ松江局、12chの教育テレビ松江局、32chの総合テレビ新米子局、という構図が完成した。総合テレビ旧米子局の実際の停波は、経過措置後の1999年1月であった。 デジタルの松江局は澄水山に設置され、枕木山の米子局共々スピルオーバー対策は実施されたものの、県西部では相変わらず1本のUHFアンテナで鳥取・松江の両局の総合テレビとEテレという計2局4波が受信可能となっている。また、鳥取県の中海テレビ放送(伯耆町有線テレビ放送のエリアも含む)と島根県の山陰ケーブルビジョンで、鳥取・松江の両局の総合テレビを同時にパススルー再放送している。 なお、地上デジタル放送の域外送信はそのほかに、広島県江田島市(野登呂山・山口県岩国市向けのNHK山口放送局と山口県の民放3局・2006年10月1日開局)、岡山県玉野市(金甲山・香川県北部向けのNHK高松放送局・2006年12月1日開局)、北海道室蘭市(測量山・渡島地方北部向けのNHK函館放送局〈総合テレビのみ〉・2007年10月1日開局)などにも存在する。
※この「米子中継局」の解説は、「NHK鳥取放送局」の解説の一部です。
「米子中継局」を含む「NHK鳥取放送局」の記事については、「NHK鳥取放送局」の概要を参照ください。
- 米子中継局のページへのリンク