簡易暖房車への改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/23 09:19 UTC 版)
「国鉄ワフ25000形貨車」の記事における「簡易暖房車への改造」の解説
詳細は「国鉄ヌ100形客車」を参照 北海道に多く残っていた混合列車において、客車に暖房用蒸気を供給するための暖房車に本形式から5両が改造されている。これらは1951年(昭和26年)3月から1952年(昭和27年)1月にかけて、苗穂工場で落成した。当初は車掌車(貨車)に分類されヨ7000形(ヨ7000 - ヨ7004)とされたが、車両の管理上問題があることから、トキ900形改造の増備車が登場した1952年(昭和27年)3月に客車に類別変更され、ヌ1000形(ヌ1000 - ヌ1004)に、さらに1953年(昭和28年)6月1日付けで実施された称号規程改正により、ヌ100形(ヌ100 - ヌ104)に改番された。その後、北海道においても客貨分離や客車へのウェバスト式温気暖房装置の設置が進んだため余剰となり、1964年(昭和39年)から1966年(昭和41年)にかけて廃車となった。 番号の変遷は次のとおりである。 ワフ25142 → ヨ7000 → ヌ1000 → ヌ100 ワフ25149 → ヨ7001 → ヌ1001 → ヌ101 ワフ25197 → ヨ7002 → ヌ1002 → ヌ102 ワフ25244 → ヨ7003 → ヌ1003 → ヌ103 ワフ25348 → ヨ7004 → ヌ1004 → ヌ104
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