簡易払
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 03:00 UTC 版)
郵便振替口座のみの取扱いで、配当金等を、一時に多数の相手方へ「郵便振替支払通知書」(引換証書に相当)を送付して行う払出し。 簡易払を利用する加入者は、払出請求に先立ち「簡易払利用申込書」を提出し、予め郵便局長の承認を受ける必要がある。 料金が割安であるほか、郵便振替支払通知書への印紙貼付は不要であることから、株式・共済等の配当・割戻し金支払いに頻用される。 ゆうちょ銀行移行後は廃止され、「小切手払」で代替する。ただし、株主配当向けのみ継続されることになり、1枚の配当金領収証(旧来の郵便振替支払通知書)で100万円までの額面とすることになった(一人の受取人で100万円を越える場合は、複数枚の領収証の発行となり、領収証の枚数分だけ料金が掛増しとなる)。また、領収証の発行受付は、東京貯金事務センターでのみ受け付ける(即ち、簡易払の利用には、東京貯金事務センターが管轄する振替口座からの払出に限定される)。
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