第31回大会〜第33回大会
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「川口朋広」の記事における「第31回大会〜第33回大会」の解説
第31回は前回の活躍もあってゼッケンは97と大躍進。1stそり立つ壁を1度失敗する場面も見られたが他は磐石のパフォーマンスを見せる。川口の後に1stに挑んだ挑戦者3人が全員そり立つ壁でリタイアしてしまったため、2ndの時点で既に最後の挑戦者となったが、ここでも一切無駄の無い攻略を見せ3rdへと駒を進めた。3rdでは前回クリアしたクレイジークリフハンガーの飛び移りで、右手の位置が合わずまさかのリタイア。競技後のインタビューでは「重かったです、最終競技者は。まだまだそのような器ではなかったということだと思います」と振り返った。第32回は前回同様、ゼッケン97番で出場。川口の番まで回ってきた時点で、長崎峻侑を除く大半の新世代組が1stステージリタイアという絶望的状況の中、ターザンロープで少し危ない場面があったものの、2位のタイムの20.65秒残し(1位はラギヴァル・アナスターズの25.87秒残し)という好成績で1stステージをクリア。クリア後のインタビューでは、「散っていった仲間達の分まで頑張りたいです、本当はみんなで一緒に次のステージに行きたかったです」と言葉を詰まらせながら語った。続く2ndステージも突破するものの、その際に最終エリアのウォールリフティングの3枚目を足に落とした事によって足の甲を負傷。さらに運の悪いことに、3rdステージで川口の前の挑戦者・ラギヴァルのスタート前に雨が降り始め、3rdステージは悪天候という最悪なコンディションでの挑戦となった。第2エリアのフライングバーでは、バーを乗せる皿にタオルがかけられ、雨の影響から配慮された環境で挑むも、濡れたバーが体を振った反動で動いてしまい、飛距離が出ず、1回目の飛び移りに失敗、バーごと落水した。放送後、自身のInstagramにて、雨の中での挑戦となった事について「何も不満はありません」と語っている。第33回は自身初となるゼッケン99番で出場。1stステージ第4エリアのフィッシュボーンまで好調なテンポで突破し、最速タイムの期待が高まるも、それに拘りすぎたためか、続く第5エリア・ダプルペンダラムであまり反動をつけずに一度の勢いで飛び移ろうとした結果サンドバッグからずり落ちてしまい、5年半ぶりの1stリタイアとなった。本人も「過信をしていました、前の大会で一回で行けていたので。距離感は合っているように見えました」と語り、本人も想定外のリタイアであったことを明かした。時間の余裕があったのにも関わらず先を急ぎすぎたことについて、解説の長野誠からは「そんなに慌てなくても時間はあるので、もう一回くらいは振った方がよかったんですけどね。あんなバカなことするなって言いたいんですけどね」と苦言を呈されていた。
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