第1期国務院
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1954年9月20日、第1期全国人民代表大会(全人代)第1回会議において新憲法が採択され、新たな最高国家行政機関として国務院が組織され、国務院副総理は全人代の決定に基づき国家主席が任免するものとし(54年憲法第40条)、若干名が任命される(54年憲法第48条)と定められた。また、全人代も副総理を罷免する権限を有するとした(54年憲法第28条)。その職務は、国務院の活動を指導し国務院会議を主宰する総理の活動を補助することとされた(54年憲法第50条)。 さらに同年9月21日、全人代会議で採択された「中華人民共和国国務院組織法」によれば、副総理は国務院全体会議および国務院常務会議を構成するものとされた(組織法第4条)。 同年9月28日、第1期全人代第1回会議は、周恩来総理の推薦により、陳雲、林彪、彭徳懐、鄧小平、鄧子恢、賀竜、陳毅、ウランフ、李富春、李先念を副総理に決定し、翌9月29日に毛沢東主席が任命した。 1956年11月16日、第1期全人代常務委員会第51回会議は、周恩来総理の推薦により、聶栄臻、薄一波を副総理に任命した。 序氏名所属政党就任年月日退任年月日総理国家主席備考1陳雲 中国共産党 1954年9月29日 1959年4月 周恩来 毛沢東 2林彪 中国共産党 1954年9月29日 1959年4月 3彭徳懐 中国共産党 1954年9月29日 1959年4月 4鄧小平 中国共産党 1954年9月29日 1959年4月 5鄧子恢(中国語版) 中国共産党 1954年9月29日 1959年4月 6賀竜 中国共産党 1954年9月29日 1959年4月 7陳毅 中国共産党 1954年9月29日 1959年4月 8ウランフ 中国共産党 1954年9月29日 1959年4月 9李富春 中国共産党 1954年9月29日 1959年4月 10李先念 中国共産党 1954年9月29日 1959年4月 -聶栄臻 中国共産党 1956年11月16日 1959年4月 -薄一波 中国共産党 1956年11月16日 1959年4月
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