第十挿話 さまよう岩々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:51 UTC 版)
「ユリシーズ」の記事における「第十挿話 さまよう岩々」の解説
この挿話ではダブリンを行き交う多様な人々の様子が19の断章によって活写される。中には立ち話をするスティーブン、妻のために猥本を買うブルームなどの姿も混じるが、いずれも他の市民と同じ程度の扱いになっている。最後の断章ではアイルランド総督の騎馬行列が現れ、この小説の様々な箇所に登場する人物たちを次々に通り過ぎてゆく。 場面=市街、時刻=午後3時、器官=血液、学芸=機械学、象徴=市民、技術=迷路、神話的対応=市民たちがさまよう岩々(プランクタイ(英語版))に対応する。
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