第十工区の例
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二期工事にて第十工区(川内村 - いわき市、No.45 - 83、鉄塔38基)を担当した関電工の場合、下記のような記録が残っている。 鉄塔。重量:65t 平均敷地面積:570m2 高さ85m 工事日数:213日 延べ工事車両数:約13000台 延べ人員:54000人 ヘリ輸送使用機種:朝日ヘリコプターベル204B(ヘリポートは原、田代。最盛期は2機常駐) 生コン空輸量:5000t 鉄塔:1300t 工具等:1800t 終点は当時第二東京開閉所と呼ばれ、昇圧後新古河変電所と改称された。バンク容量300万kVA、当初は先行して50万V送電線として建設されていた房総線の昇圧に合わせ、1972年6月より50万V変電所として開所の予定であったが、実際には同所は1973年5月に昇圧した。本幹線と房総線などが接続されるため、重要拠点として二ユニット形式を採用した。 福島幹線が開通したことで、建設所にて2万kVAの受電が可能となり、本格的なシーケンステスト、モーターテストを行う条件が整う手筈となっていた。
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