第三部 領主の養女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 18:07 UTC 版)
「本好きの下剋上」の記事における「第三部 領主の養女」の解説
第三部でマインは、貴族としての偽の身分とローゼマインの名が与えられ、領主の養女になる。神殿長を務め、印刷業やレストランを経営する傍ら領主家族とのふれあいや問題に向き合っていく。また、虚弱体質を治せる魔法薬ユレーヴェを知り、素材を求めて冒険する。最後には陰謀で命を落としかけ、二年の眠りにつくまでが語られる。 フェルディナンドの診察により幼少時にマインが一度死んだことが明かされ、それによる魔力の塊を治すために特殊な魔法薬ユレーヴェが必要だと知らされる。素材を採取する一方で、神殿長として仕事をするも前神殿長が残した問題と向き合っていく。兄ヴィルフリートに絡まれ一日入れ替わることを提案しヴィルフリートはローゼマインが神殿長、孤児院長、工房長の仕事を平然とこなすことに驚き、ローゼマインはヴィルフリートがかなり甘やかされてきたことに驚き、それを改善させようと躍起になる。 冬になり貴族の子供が集まる子供部屋で聖書をかみ砕いた内容の絵本やかるたによる反応は上々で購入する貴族がいる中、購入できない貴族にはローゼマインが知らない物語を提供することで貸し出されることが決まり喜ぶ子供がいたことに安堵する。春になり前神殿長の姪かつ領主の姉ゲオルギーネの来訪で領主夫婦に緊張が走るも問題は起こらず過ぎ去って行く。秋の素材採取でダームエルに教授した魔力圧縮がエーレンフェストに必要だと領主の口から語られ、魔法薬の製作を優先することを条件に教授すると、大人でも有効であると太鼓判を押される。妹のシャルロッテとお茶をしていると飛び込んできたヴィルフリートに中断されひと騒動となる。シャルロッテの洗礼式にシャルロッテが誘拐されかけるもローゼマインが体を張り救出する。しかし、毒薬を飲まされ生死の境を彷徨う。フェルディナンドはマインを魔法薬ユレーヴェに浸らせ治癒のための眠りにつかせる。
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