窯業製品の包丁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 07:13 UTC 版)
「:en:Ceramic knife」も参照 窯業製品の包丁は、ファインセラミックス(※粘土などを成形・焼成して作られる陶磁器やガラスといったセラミックスをさらに精製した製品)が京セラで開発され、以降この素材を用いた製品が次第に普及するようになった。 旧来の金属包丁や陶製包丁(※太平洋戦争中の金属類回収令発布以降の日本で用いられた事実がある)と区別して、これを「ファインセラミックス包丁( - ぼうちょう)」「セラミック包丁」などという。ファインセラミックスではないただの陶磁器でできた包丁も無いわけではないので、本来は「ファインセラミックス包丁」と呼ぶのが正確ではあるが、用例は数少ない。英語では "ceramic knife" といい、日本語にもこれを音写した外来語「セラミックナイフ」がある。 なお、1984年(昭和59年)に京セラが発売して以降、ファインセラミック包丁の最大手に成長した。京セラの市販品やプレスリリース情報からは、「ファインセラミックス包丁」「セラミック包丁」「セラミックナイフ」「ファインセラミックナイフ」が用例として確認できる。
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