空中王国ガラクシア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 21:18 UTC 版)
「Deep-Blueシリーズ」の記事における「空中王国ガラクシア」の解説
『白銀のカルと蒼空の女王』で登場。かつてネオスフィアと共に栄えていた空中都市国家。両国は深い同盟関係にあり、国家の存亡を左右するような情報までも共有していた。ガラクシア王国は表向きEプラントの暴走で国土ごと消滅したという事になっているが、事実は熱爆弾による爆撃と当時竣工したばかりのビッグEの主砲掃射が国土崩壊の原因であり、約50万人と言われる無辜の民ごと容赦なく滅ぼしたこの作戦は歴史上類を見ない虐殺行為であり、帝国海軍の汚点として隠蔽されている。これも表には出ていないが、第二文明人の時代となって初めてオリハルコンの人工精製と量産化に成功した国家でもあり、中枢部には相当量のオリハルコンが備蓄されていた。高度Eテクに支えられた強大な軍事力を保有しており、統一戦争では帝国海軍の約半数がガラクシア王国との戦いに駆り出され、それでも攻めあぐねた帝国は件の作戦を実行した。帝国に破壊された後その国土の大半は地上に落下したが、中枢部のEプラントなどの残骸は重力制御機構を維持しており、超高空に遊弋(ゆうよく)したまま行方不明となっていた。エリンシエルートでは、その空間座標を得たガラクシア達によって帝都への「ガラクシア落とし」が行われ、これを防ごうとするビッグEとの戦いでガラクシア王国の残骸はガラクシア達と共に完全に消滅した。ミルスキルートでは、ビッグEの攻撃でガラクシアは残骸に辿り着けず、そのまま放置された。
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