稲荷木の排水路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/22 14:52 UTC 版)
「高谷川 (利根川水系)」の記事における「稲荷木の排水路」の解説
高谷川より上流部にあたる稲荷木の排水路は延長1,135mで、かつては全区間開水路だったが1985年(昭和60年)より雨水幹線として活用するため暗渠化する改修整備事業が行われた。うち下流側973mについては1998年(平成10年)度までに整備が済み暗渠化されている。更に1995年(平成7年)度までに整備された旧道の橋より下流部490mは「稲荷木緑道」として緑道化され、地域住民の貴重な憩いの場となっている。旧道の橋より上流部250mも整備が済み暗渠化されているが、生活道路とするか緑道化するかで地域住民の意見が割れ、現状歩行者通路のまま未利用地となっている。 現在未整備の上流部162mは開渠のままだが、稲荷木地域の浸水被害が下流部の整備で既に解消されたことや、外環道延伸・高谷川河川改修事業の計画変更の影響を受け休工状態にある。だが開渠部沿いの道路は幅員が非常に狭く、またアシが繁茂するため早期の暗渠化・上部利用が望まれている。2004年(平成16年)には暫定的に水路を挟んで逆の区域を舗装し、歩道として利用できるようにしている。
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