稲十銭アルミ貨とは? わかりやすく解説

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稲十銭アルミ貨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 16:49 UTC 版)

十銭硬貨」の記事における「稲十銭アルミ貨」の解説

臨時補助貨幣#戦後アルミニウム貨幣・錫貨幣」も参照 品位:純アルミニウム 量目1g 直径:22mm 図柄菊花紋章稲穂、「十錢」(表面)、、「10」、「日本政府」、年号裏面周囲平滑 発行開始1945年昭和20年敗戦後当時GHQ承認の上デザイン決定して発行したもの。国名表記は「大日本」から「日本政府」に変更されている。造幣局わずかな手持ち資材アルミニウム使用したものだが、当時アルミニウム生産GHQにより禁止されていたため、いずれ手持ち資材枯渇すれば貨幣製造続けられなくなることはわかっていた。発行翌年1946年昭和21年)には手持ち材料使用しきって製造中止し日本最後十銭硬貨となったこの後は、10銭の法定通貨としては紙幣日本銀行券)であるA拾錢券が登場し1949年度昭和24年度)まで製造されたが、インフレーションによって銭単位紙幣硬貨取引上ほとんど利用されない態となり、最終的に1953年昭和28年)に小額通貨整理法制定され、この時十銭硬貨を含む銭・厘単位硬貨・紙幣全て通用停止となった

※この「稲十銭アルミ貨」の解説は、「十銭硬貨」の解説の一部です。
「稲十銭アルミ貨」を含む「十銭硬貨」の記事については、「十銭硬貨」の概要を参照ください。

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