福井鉄道合併以後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 16:14 UTC 版)
末期の南越線車両はすべて単行運転を前提とした両運転台車であった。南越線廃止後は福武線に転属、または廃車となっている。末期は130形のみの在籍であるが、検査時等は福武線の10形を借り入れる体制になっていた。 100形 元は京浜電気鉄道の車両であり、1923年に車体交換を経て譲渡された。前面部5枚窓の卵型の車体をしていた。モハ101 - 103の3両が在籍。1964年に廃車。 110形 モハ111は1927年に当時の福武電気鉄道が目黒蒲田電鉄から譲渡された車両であるが、一度廃車されたものを再生したものなので籍はつながらない。主に電気機関車代用として使用されたが1975年に事故廃車。一方、クハ111は名古屋鉄道ク2315を1969年に譲り受けたものであったが、譲渡後早期に廃車となっている。 130形 廃線まで運行していた形式。200形をモデルに自社製造された。モハ131・132の2両が在籍。廃線時のさよなら運転を務めている。 150形 元名古屋鉄道3000形(モ3001、3002)。モハ151、クハ151の2両が在籍。1971年の部分廃止時に福武線に転属し、福武線120形と2両編成化されモハ121-2、122-2となり、2006年まで使用された。
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