神道と杓文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 00:13 UTC 版)
安芸の宮島(厳島、広島県)の名産品でもある(そのため「しゃもじ」そのものを「宮島」と呼ぶこともある)。「必勝」「商売繁盛」などの文字が染め抜かれた飾りしゃもじも工芸品として製作されている。寛政年間(1789年~1801年)、僧の誓真が当時主たる産業がなかった宮島のために、弁天のもつ琵琶と形が似たしゃもじを宮島参拝のみやげとして売り出すことを島民にすすめたことを起こりとする。 百日咳に御利益があるとされる神社には、完治した後にお礼として「しゃもじ」を納める習慣がある場合がある。 また、広島県を本拠地とするスポーツチーム(広島東洋カープ、サンフレッチェ広島、その他アマチュアスポーツにおける全国大会での広島県代表チーム)、広島県内での国際規模のスポーツ大会での日本代表(2011年ワールドカップバレーボール他)の応援にしゃもじを楽器代わりに使う事例も多数ある。
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