矢倉町 (薩摩川内市)とは? わかりやすく解説

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矢倉町 (薩摩川内市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/17 05:56 UTC 版)

日本 > 鹿児島県 > 薩摩川内市 > 矢倉町
矢倉町
北緯31度47分12.5秒 東経130度18分44.8秒 / 北緯31.786806度 東経130.312444度 / 31.786806; 130.312444
日本
都道府県 鹿児島県
市町村 薩摩川内市
地域 川内地域
人口
2020年10月1日現在)
 • 合計 701人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
895-0036
市外局番 0996
ナンバープレート 鹿児島
運輸局住所コード 46514-0539[1]

矢倉町(やぐらちょう[2])は、鹿児島県薩摩川内市[3][4]。旧薩摩郡川内町矢倉町川内市矢倉町郵便番号は895-0036[5]。人口は701人、世帯数は305世帯(2020年10月1日現在)[6]

地理

薩摩川内市の本土側の南西部、隈之城川の中流域に位置している。字域の北方には隈之城町、南方には山之口町、東方には勝目町、西方には尾白江町がそれぞれ接している。

字名の由来となっている矢倉城址周辺に集落が散在しており[7]、現在は矢倉城址も宅地となっているため、遺跡等は現存していない[8]

字域の中央部を以前は国道3号が南北に通っていたが、隈之城バイパスが現道となったのに伴い、旧道部分は薩摩川内市道となっている。字域内には鉄道は通っておらず、最寄駅は隈之城駅である。

河川

  • 隈之城川

字名の由来

矢倉町という字名は付近が大字東手の小字「矢倉城」の区域であったことに由来する[7]

歴史

1940年昭和15年)2月10日に鹿児島県公報に掲載され、同日に施行された「 薩摩郡川内町、町名改稱竝區域變更」(鹿児島県告示)により「同郡同町大字東手ヲ廢止シ其ノ區域中(中略)字矢倉崎、矢倉城、村前、江袋、須崎、小平田、遠部、出構、横通、堅通、上細平、上五反田、袴田、平田ノ區域ヲ矢倉町(ヤグラチヨウ)ト」することが鹿児島県知事によって許可され、薩摩郡川内町大字東手のうち矢倉崎、矢倉城、村前、江袋、須崎、小平田、遠部、出構、横通、堅通、上細平、上五反田、袴田、平田の区域を以て川内町の町「矢倉町」が設置された[3]。翌日の2月11日には薩摩郡川内町が単独で市制施行川内市となった[9][10]

2004年(平成16年)10月12日川内市東郷町入来町祁答院町樋脇町下甑村上甑村鹿島村里村が新設合併し薩摩川内市が設置された[11]。この市町村合併に伴い設置された法定合併協議会において川内市の町・字については「現行通りとする。」と協定されたため、名称の変更は行われずに薩摩川内市の町となった[12]

字域の変遷

変更後 変更年 変更前
矢倉町(新設) 1940年昭和15年) 大字東手(一部)

人口

以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[13]
587
2000年(平成12年)[14]
575
2005年(平成17年)[15]
613
2010年(平成22年)[16]
639
2015年(平成27年)[17]
671
2020年(令和2年)[6]
701

施設

公共

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[19]

大字 番地 小学校 中学校
矢倉町 全域 薩摩川内市立隈之城小学校 薩摩川内市立川内南中学校

交通

鉄道

  • 字域内には鉄道は通っていない。最寄りの駅は隈之城駅である。

道路

  • 国道3号の旧道(現薩摩川内市道)が南北に縦断している。

脚注

  1. ^ 自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
  2. ^ 本市の町名一覧について”. 薩摩川内市. 2020年8月8日閲覧。
  3. ^ a b 薩摩郡川内町、町名改稱竝區域變更(昭和15年鹿児島県告示第98号、昭和15年2月10日付鹿児島県公報号外所収、 原文
  4. ^ 町・字の取り扱いについて”. 川薩地区合併協議会. 2021年1月24日閲覧。
  5. ^ 鹿児島県薩摩川内市矢倉町の郵便番号”. 日本郵便. 2025年1月17日閲覧。
  6. ^ a b 国勢調査 令和2年国勢調査小地域集計 (主な内容:基本単位区別,町丁・字別人口など)46:鹿児島県”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月10日閲覧。
  7. ^ a b 角川日本地名大辞典編纂委員会 1983, p. 764.
  8. ^ 矢倉城跡”. 鹿児島県埋蔵文化財情報データベース. 2011年9月20日閲覧。
  9. ^ 川内市設置(昭和15年内務省告示第38号、昭和15年1月30日付官報所収、 原文
  10. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会 1983, p. 629.
  11. ^ 市町村の廃置分合(平成16年総務省告示第590号、 原文
  12. ^ 町名・字名の取り扱いについて”. 川薩地区法定合併協議会. 2020年8月8日閲覧。
  13. ^ 国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  14. ^ 国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  15. ^ 国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  16. ^ 国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  17. ^ 国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  18. ^ 交番・駐在所等の所在地・電話番号”. 鹿児島県警察. 2021年1月27日閲覧。
  19. ^ 薩摩川内市 義務教育”. 薩摩川内市役所. 2011年8月21日閲覧。

参考文献

関連項目

座標: 北緯31度47分12.5秒 東経130度18分44.8秒 / 北緯31.786806度 東経130.312444度 / 31.786806; 130.312444




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