真紅家の姻族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 07:14 UTC 版)
セシリア・アルマーシュ 果林の祖母(カレラの実母)で先代プシュケーの末裔。杏樹とそっくりの容貌を持つ、銀髪の女性。明るく人懐っこい性格。 ジェイムスからアプローチを受けていたが、真の目的(アルマーシュ家の血を取り入れる)は知らないまでもジェイムスが自分を本気で好きではないことを察し断った。エルダとは200年前大陸から逃げた際に使った船の中で出会っているが、当時、家族を喪って傷心のどん底に浸っていた彼女に馴れ馴れしくちょっかいをかけてきたものだから、エルダには「真剣みが足りない(他人の苦労や苦しみを理解もしない)お嬢様」と嫌われることになる。彼女の家系はある種の「呪い」を受けており、その権益を独占する為に代々長老のブラウンリック家に幽閉されていた。その呪いを解くには「アルマーシュ」の名を捨てさせればいいというジェイムスの嘘をダニエルと共に信じ、「家を出たら2度とアルマーシュへは戻らない」と約束させた上でカレラをマーカー家へ嫁がせる。カレラが増血鬼の事について聞き出そうと赴いた時には、既に亡くなっていた。 ダニエル・アルマーシュ 果林の祖父(カレラの実父)。父親の命令でアルマーシュ家に婿養子入りする。旧姓はブラウンリック。 妻・セシリアへは親の命令による結婚とはいえ深い愛情を持っていたと思われ、彼女が亡くなった事で生きる気力も失いそのまま枯れて死のうとしていた。死ぬ直前に再会したカレラに増血鬼の秘密を明かす。天使のように思っていたカレラがナイスバディの女性になっていた事にショックを受け、出会い頭から死に掛けた。 エドワード・エドウズ ジェイムズの大叔父(祖父の弟)で、果林にとっては高祖叔父にあたる。当作につながる最初の因縁を作った人物。愛称はエド。 1000年前に果林の先代となるプシュケー(ソフィア)と恋仲になり、彼女をその運命から解放すべく駆け落ちを図るも、プシュケーを祀りしもう一つの血統と長老一族のブラウンリックによって殺害されてしまった。
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