真岡鐵道真岡線久下田駅構内列車脱線事故とは? わかりやすく解説

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真岡鐵道真岡線久下田駅構内列車脱線事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)

日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「真岡鐵道真岡線久下田駅構内列車脱線事故」の解説

2002年平成14年8月1日 12時18分頃(列車脱線事故真岡鐵道真岡線(特殊自動閉塞CTC付帯久下田駅で、隣のひぐち駅故障し走行不能となった営業列車下館茂木行き117列車モオカ63形気動車1両)を連結して救援した列車同じくモオカ63形気動車1両)が久下田駅構内ひぐち駅方にある11号転轍器進入したところ脱線した原因運転指令員が信号および転轍器対しマニュアル異な誤った取り扱いしたためであった運転指令員はひぐち駅両隣である久下田駅折本駅の間を伝令法による運転に切り替えひぐち駅の3駅先の真岡駅から救援列車要員派遣し故障車をひぐち駅から真岡駅まで牽引しようとしたが、救援列車ひぐち駅向かわせる際に久下田駅11号転轍器鎖錠を手動解錠しなかったため、救援列車通過した時に転轍転換器破損して半開きのまま固着した転轍器破損して復位しないので久下田駅場内信号停止現示のままになり、故障列車牽引してひぐち駅から戻ってきた救援列車が再び久下田駅進入できなくなった運転指令員は久下田駅場内信号停止現示から切り替わらない理由分からず場内代用テコ強制的に場内信号進行現示として救援列車久下田駅進入させた。救援列車損傷した11号転轍機上を通過し先頭車前方2軸が脱線した救援列車運転士運転歴29年ベテラン訓練検査行われており、異常も無く正常に運転していたが、当時運転指令員が運転士兼務の上運転士仕事ばかりで全く訓練検査行われていなかった。指令業務に不安を覚えた運転指令員は、茂木駅別の作業をしていた信号関係ベテラン工務副長助言を受けながら運転取扱をしていたが、工務副長助言誤り関係者誰もその誤りに気づかなかったために誤った取扱実施された。さらに人員不足折本駅臨時駅長派遣されなかったこと、久下田駅派遣され派遣駅長訓練受けておらず代用手信号現示転轍機確認怠ったこと、信号に関する知識乏しい者を久下田駅派遣信号係としたことなど、複数の対応の誤り招いた事故であった

※この「真岡鐵道真岡線久下田駅構内列車脱線事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の解説の一部です。
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