相掛かりの例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 22:55 UTC 版)
6. ▲2六飛。先手が浮き飛車に構えている。 持駒 – 持駒 歩fig. Silver-72 optionmove 12 持駒 – 持駒 歩fig. Silver-62 optionmove 12 6. ... △7二銀または6 .... △6二銀。後手には、右銀に関して2つのオプションがある。7二または6二のいずれかに進むことが可能 。7筋(△7二銀)オプションが一般的で、相掛かりの標準的な動きになるが、6二は勝又清和は旧式としている 。 6. ... △7二銀。銀を7筋に移動すると、後手は次の展開が可能となる。 (i)8筋を直接進む、より高速の棒銀を繰り出す (ii)玉が(必要に応じて)△6二玉 –△7一玉と通って脱出するための経路が維持される (iii)銀は、後手の飛車が8筋から移動した場合に、8三の先手の垂らしまたは8四の控えての歩の垂らしから8三地点を保護することができる (iv)塚田スペシャルタイプの攻撃で先手の飛車で銀を捕られるのを防ぐ(代わりに6二に移動した場合) しかし、これは銀で5三を防御し、その地点を経由して5筋に移動することはあきらめている。 6. ... △6二銀。銀を6二に移動すると、後手には次の可能性がある。 (i)5三地点の利きで歩をすぐに保護 (ii)最終的に銀を5三に移動する ただし、6二の銀と6一の金は、攻撃を受けた場合に王が後手の陣の右側に向かって逃げるのを妨げる壁になる可能性がある。この場合後手は歩を銀の邪魔にならないように移動する必要があるため、攻撃参加は7二銀からの棒銀より遅い斜め棒銀戦(千鳥銀)になるが、それであっても棒銀戦略を試みることができる。 どちらの動きも、5四の銀の腰掛ポジショニングは可能にしている。 持駒 – 持駒 歩fig. Floating Rookup move 14 持駒 – 持駒 歩fig. Floating Rookmove 16 以下、図のように後手は△6四歩と進めた局面。6四歩の前にあらかじめ△1四歩とついて、▲2四歩からの「横歩取り」に備えている。 持駒 – 持駒 歩fig. Floating Rookmove 17 持駒 – 持駒 歩fig. Floating Rookmove 18 先手はここで▲7六歩と角道を開け、8筋の飛車の横利きがとまったところで後手は△8六歩と飛車先交換を試みる。 持駒 歩 持駒 歩2fig. Floating Rookmove 20 持駒 歩 持駒 歩fig. Floating Rookmove 22 こうして後手も飛車を8四に移動の後、浮き飛車型の相掛かりはいくつかの異なるサブ戦術に分岐。これについては以下で詳しく解説。
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