百太郎溝
現在の百太郎溝大堰 | 疏水の概要 | |||
■疏水の所在 熊本県の東西部に位置する多良木町外2町 1,490ha ■所在地域の概要 九州中央山地を境に鹿児島県及び宮崎県と接する球磨盆地の上流部にある。周りは山に囲まれ、とても自然が多く、農業がとても盛んな水田地帯である。 ■疏水の概要・特徴 百太郎溝は、今から約320年前の1680年、相良頼喬公の頃、暴風雨や洪水が多発し、米価が騰貴するなどしたため、主食米増収のため開田の必要に迫られていた。 百太郎堰は、球磨川の水を取り入れ多良木町・あさぎり町を経て錦町まで、本流だけで約19km、かんがい面積1,490ha余りに及んでいる。この本流の工事は、鎌倉時代に始まり、何度も受け継がれ、子どもから老人まで一丸となって協力し、人力の限りを尽くしたと言われている。 現在は、水田のほか防火用水としても利用され、地域住民の生活になくてはならないものとなっている。 | ||||
|
固有名詞の分類
このページでは「全国疏水名鑑」から百太郎溝を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から百太郎溝を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から百太郎溝 を検索
Weblioに収録されているすべての辞書から百太郎溝を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から百太郎溝 を検索
- 百太郎溝のページへのリンク