白須賀と浜名川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/02 08:35 UTC 版)
明応7年(1498年)の大地震以前の浜名湖は、現在の今切口は無く、浜名湖南部の白須賀近くを流れる浜名川により、太平洋に注いでいた。 古来、太平洋は徐福伝説を含め多くの海人(海神)が黒潮に乗り、夢ある地を探し求め、沿岸に上陸したようである。日本の古くからある大きな神社の殆どが水辺にあるのは、こうした事からかもしれない。 古代の浜名湖にも多くの神々の足跡があり、海流に乗りこの白須賀の地に上陸し、浜名川を多くの人がロープで船を引きながら遡上し、湖内に入って行ったと思われる。 その夢ある活動姿が清々しさとしてこの地に残り、白須賀の潮見坂から太平洋を見下ろす時には、自然と感じる事ができる。そして何かしらの活力や幸運が体にまつわり付くような気がする所である。是非、感じて見てはどうだろうか。 因みにこの白須賀は、後に天下をとる徳川家康に運が舞い降りたところでもある。 (白須賀の密談: 概要は、天下分け目の戦は関ヶ原であるが、勝敗を決したのは、小早川秀秋の裏切りが極めて大きいと史実では言われている。当時、この裏切りについて、小早川秀秋の家老が西国からこの白須賀まで来て、家康と面談して確約したと言われている。当時の家康は天下まで獲るとは考えていなかったと言われ、まさに運を掴んだ地である。) 〔周辺の観光施設〕・おんやど白須賀・潮見坂・白須賀(旧東海道)
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