白川湖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 07:37 UTC 版)
「白川ダム (山形県)」の記事における「白川湖」の解説
白川ダムによって出現した人造湖は白川湖(しらかわこ)と命名された。総貯水容量は50,000,000トンで置賜地域では随一の規模を誇る。白川湖周辺は四季折々に様々な風景を見せる他、様々なイベントが行われている。こうした開放事業は1994年(平成6年)に当時の建設省が「地域に開かれたダム事業」をダム管理の主要業務の一つとして定めたことによるものであるが、白川ダムの場合はこうしたイベントの定期開催などが功を奏して2003年(平成15年)国土交通省が調査した「ダム・ダム湖利用実態調査」では年間35万人の観光客が訪れていることが判明。日本にある国土交通省直轄ダムの中でも第九位の観光客数となり、県南地域の観光地として成長した。 毎年4月上旬にはオオヤマザクラが湖岸に咲き誇り、雪を被った飯豊山地とのコントラストが美しい。5月初旬には「全国白川ダム湖畔マラソン大会」がダムサイトを発着点として行われる。3km・5km・10kmの3コースがあり例年1,000~2,000人が参加する。またこの頃は雪融け水をダムから放流する風景も見られ、豪快な放流を堪能する事が出来る。 夏になると7月下旬には「SNOWえっぐフェスティバル」が白川ダム湖畔公園で実施される。『真夏の雪の祭典』としても有名で、夜には白川湖畔で花火大会も行われる。秋には10月下旬頃の紅葉が見頃で、冬には白川湖の結氷が見られる。
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