症候性肥満・二次性肥満
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 04:37 UTC 版)
肥満による代謝異常や内分泌疾患を症候性肥満(二次性肥満)と呼ぶ。 ナルコレプシーによる代謝異常。 視床下部性肥満 : プラダー・ウィリー症候群 - フレーリッヒ症候群 - ローレンス・ムーン・ビードル症候群 クッシング症候群・・・副腎皮質ステロイドの過剰による症状の一環として肥満になる 甲状腺機能低下症・・・甲状腺機能の低下によって脂肪分解が阻害される カルシウムの代謝に関連するホルモンであるPTHに対する細胞の反応異常を示す偽性副甲状腺機能低下症のIa、Ic型や偽性偽性副甲状腺機能低下症では、オルブライト遺伝性骨異栄養症(肥満、低身長、円形顔貌、中手骨・中足骨の短縮)を特徴とする肥満を示す 多嚢胞性卵巣症候群 ( PCOS ) の女性は、男性化(多毛、にきび、低声音)と肥満を示す 薬物性肥満・・・薬物の副作用として肥満が起こる。副腎皮質ステロイド薬を初めとするものだが、インスリンを注射するか、インスリンと同様の作用を持つ薬を注射しても肥満になる 内分泌性肥満・・・甲状腺機能低下症、クッシング症候群、性腺機能低下症、成人成長ホルモン分泌不全症、多嚢胞性卵巣症候群、インスリノーマ、ナルコレプシー 遺伝性肥満 視床下部性肥満
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