病との戦いと死、そして伝承
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 01:57 UTC 版)
「ステファン・ヒーレンバーグ」の記事における「病との戦いと死、そして伝承」の解説
ヒーレンバーグは2017年3月、バラエティ誌に対し、脳および脊髄の運動ニューロン能力低下をもたらす神経変性疾患である筋萎縮性側索硬化症 (ALS) と診断されたことを明らかにする。彼はこの出版物に声明を発表し、「出来る限り」スポンジ・ボブの制作などの仕事に取り組み続けると述べる。また、そこに次のように付け加えた「家族と私は、愛と支援を注ぎ込んでくれたことに感謝しています。この間、プライバシーに対する誠実な望みを尊重して頂きますよう、よろしくお願します」。彼の周りからの情報によると、ヒーレンバーグは当時、病の初期段階にあった。 2018年11月26日、ヒーレンバーグは自宅で死去する。57歳没。死因は、ALSの疾患による心不全だった。死亡証明書によれば、遺体は次の日に火葬され、遺体の灰はカリフォルニアの海岸から少なくとも460m(500ヤード)離れた太平洋に散乱された。 第53回スーパーボウルのハーフタイムショーでは、バンドのマルーン5が、ヒーレンバーグの死に敬意を表す手段として、ショー中にスポンジ・ボブのエピソードの1つ「イカルド楽団(英語版)」のクリップを使用するよう手配した。ヒーレンバーグへの献身的な意味合いも含む「Sweet Victory」は、メルセデス・ベンツ・スタジアム内で歌われたが、ゲーム中はそうではなく、多くのファンを怒らせる結果となった。 また、テレビスペシャル『スポンジ・ボブの誕生日』と、2020年に公開された第3作目の映画『スポンジ・ボブ: スポンジ・オン・ザ・ラン』は、ヒーレンバーグに捧げられたものである。
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