異界送り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 10:12 UTC 版)
「ファイナルファンタジーX」の記事における「異界送り」の解説
"シン"に殺されて異界送りを受けない魂は、いずれ魔物と化してしまう。死者の魂は異界に送られて初めて安らかに眠ることができる。召喚士だけに許された死霊を鎮める方法となり、真に魂を浄化して、あの世に送る働きがある。救われぬ魂のために、悲しみをこらえて踊り続ける儀式となる。作中ではユウナが静かに水面を歩き、舞うように踊りながら魂を異界に送る。 スピラ独特のシステムによって誕生する魔物達は、長らく人の手によって討伐・排除されていた。しかし人から生まれた魔物に対しては、元となる人物との関わりなどで討伐するのには抵抗がある。同時にエボンの教えの中にある記述も関与し、人が魔物になってしまう恐れがある場合に用いる技術を異界送りと呼ぶ。 召喚士が召喚獣と精神感応を試みる一環で、人の心と反応し思いを慰め、未練の想いによってスピラに留まろうとする幻光虫を異界に送ることができ、既に魔物化した人物を解放することもできるため、召喚士として任命された者は旅先で異界送りをすることを義務づけられている(ただし正気を失い魔物に成り果てしまった場合など、極めて強い未練で留まる場合には異界送りは通用しない)。 この異界送りを適用されるのはエボンの教えを受けている人間達であり、普通の動物・植物が無念の思いを残した場合、そのまま魔物となり人を襲う。
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