番組開始~特番時代
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番組が始まった2015年当時は情報バラエティや、トーク力が求められるひな壇バラエティが全盛で、ネタは面白いがトークは苦手という芸人が活躍できる場がほとんどない時期であった。姉妹番組である『有吉ゼミ』も担当する総合演出の橋本和明が有吉と飲んだ際、「ネタ芸人が活躍できるお笑い番組がやりたいね」と有吉と話したことがきっかけで「トークは苦手だけれどコントが得意という芸人」の活躍の場を作りたいと、深夜帯にお笑いを全力でやるという番組を発案した。 番組タイトルについて橋本は、「有吉さんは普段から若手のネタを見てますし、生かし方を考えてくれます。だからこそ、出演者にも熱が生まれるんですよね。有吉さん以外に『○○の壁』という番組タイトルの似合う人がなかなか思いつかないです」と述べている。 本来はコント番組を制作したかったが深夜帯での放送でセットを組む予算はなく、ならば野外でそのままコントをすればよいのではと駄目元で静岡県熱海市に確認し、街全体で許可の下りたことが番組の雛形となっている。 初回の撮影中は有吉及びスタッフ、更には芸人たちも手探り状態で始まったが、とにかく明るい安村が理髪店で深夜番組のひと笑いのために髪の毛を逆モヒカンに剃るというボケを実行して視界が開けたという。初回放送では「深夜に変な番組がやってるぞ!」とネット上で話題を呼んだ。 好評につき不定期の特番として年3回程度放送されるようになり、2016・2017年の年末は『エンタの神様』とのコラボ特番を放送。2017年12月29日放送の第9弾の前日には、本選参加を賭けた超フレッシュな芸人が参加する『有吉の壁・若手予選会』を放送した。2018年は「秋の陣」1回のみ放送だったが、2019年は新春の単独特番として1月2日に放送され、その年の10月2日にはゴールデン2時間SPとして放送された。2020年の1月5日には再び新春の単独特番として放送。深夜の不定期番組として5年間で13回放送された。
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