略歴と概要
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1984年、持ち込み作品であった「海ちゃんはLLサイズ」が認められ少年ジャンプ系列の少年誌で須賀知子名義デビューするも、「そんなに甘くはなかった」と本人談で語られる様にしばらくはボツ地獄と挫折という苦節の日々を経験しつつ腕を磨く。 1988年、講談社『モーニング』の第18回ちばてつや賞一般部門入選。入選作品は『3年目のさよなら』でこの作品からペンネームを使用、すがともこから現在のともちに変更したこともあって再デビューと位置づけられる。ちなみにこの時のヤング部門優秀新人賞は岡田和人である。 講談社の少女誌『mimi』(廃刊)で数本の短編読み切りを発表したのち、1990年代はスコラの『コミックバーガー』(のち『コミックバーズ』と改名)を活動の舞台とし、代表作『だいすき!』、『愛をあげよう』などが生まれた。 順調な活動を続けていたものの『バーガー』誌発行元であるスコラが倒産し、後を受けたソニー・マガジンズも短期間で撤退。幻冬舎による編集方針の大幅変更などに翻弄され活動が中断。2003年より芳文社の4コマ誌に移って執筆活動を再開している。 現在は二児の母であり、単行本や自身のサイトに育児漫画を書き下ろす事が多い。連載中の4コマ漫画『しあわせねっ』においても日々の育児を題材とした内容が中心となっている。 2016年、藤澤ともち名義で応募した児童文学作『とうちゃんと僕、そしてユーレイババちゃん』が第18回ちゅうでん児童文学賞大賞を受賞。翌2017年に『とうちゃんとユーレイババちゃん』と改題の上、講談社から出版された。なお本作では挿画は本人ではなく佐藤真紀子が担当している。
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