男はつらいよ 寅次郎真実一路
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『男はつらいよ 寅次郎真実一路』(おとこはつらいよ とらじろうしんじついちろ)は、1984年12月28日に公開された日本映画。『男はつらいよ』シリーズの34作目。
注釈
- ^ ふじ子と同宿しない理由として「旅先で妙な噂が立っちゃ、課長さんに申し訳ないと思いまして」と言いつつ、「俺はきったねえ男です」とこの時点で既に自分の “醜い” 気持ちに気付いている。
- ^ このあたりの寅次郎の心情は、『無法松の一生』をモチーフにしている[2]。
- ^ 第42作『ぼくの伯父さん』で寅次郎が満男を薫陶する際に、「博がいつか俺にこう言ってくれたぞ」とこの言葉(と同趣旨の言葉)が引用されている。
- ^ 旅先の旅館でも、富永の思い出の地を歩いて「今まで気付かなかった主人の心のうんと奥の方、覗いたような気がしたの」とふじ子は言っていた。また、富永も同じようなコースをたどったことが劇中で示されており、この心和む美しい自然に触れる旅により、富永が人間性を回復し、仕事一辺倒ではなく家庭を顧みられる人間になったとする書物もある[3]。
- ^ 書籍『ゴジラ大百科 新モスラ編』では、ゴジラを彷彿とさせる内容として本作品を紹介している[4]。
出典
- ^ a b 1985年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
- ^ 『男はつらいよ 寅さんの歩いた日本』p.89 、『完全版「男はつらいよ」の世界』p.270
- ^ 前掲『男はつらいよ 寅さんの歩いた日本』p.89
- ^ a b 「ゴジラ映画を100倍楽しむ100のカタログ 80 ゴジラVS寅さん?」『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 新モスラ編』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1992年12月10日、149頁。
- ^ “第34作 男はつらいよ 寅次郎真実一路”. 『男はつらいよ』公式サイト. 松竹. 2023年9月3日閲覧。
- ^ a b 『日経ビジネス』1996年9月2日号、131頁。
- 1 男はつらいよ 寅次郎真実一路とは
- 2 男はつらいよ 寅次郎真実一路の概要
- 3 挿入曲
- 4 ロケ地
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