オーボエ四重奏曲_(モーツァルト)とは? わかりやすく解説

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オーボエ四重奏曲 (モーツァルト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 09:22 UTC 版)

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オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K. 370 (368b)


Performed by Laila Storch (oboe) with the Philadelphia Quartet

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オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K. 370 (368b) は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト1781年に作曲した独奏オーボエと弦楽のための四重奏曲である。出版は1802年になってからであり、モーツァルトの管楽器を伴う室内楽曲の一つとして親しまれており、また、古今のオーボエと弦楽のための室内楽曲の、代表的な曲の一つでもある。

概要

モーツァルトはオペライドメネオ』K. 366の上演のため、1780年11月から1781年3月までミュンヘンに滞在した。その間に、当代きってのオーボエ奏者フリードリヒ・ラム英語版(1744 - 1811年)のために書かれたのがこの四重奏曲である。

ラムとモーツァルトは1777年、モーツァルトがマンハイムに滞在していた頃からの友人であり、1778年2月にはモーツァルトは、ラムの演奏する『オーボエ協奏曲 ハ長調 K. 314 (285d)』(1777年、ジュゼッペ・フェルレンディス英語版のために作曲)を聴いて感心したという書簡を、父親のレオポルト・モーツァルトに送っている。当時ラムはマンハイム宮廷楽団の奏者をしていたが、そのあと、領主カール・テオドール選帝侯に従ってミュンヘンに移ってきていたため、ミュンヘンを訪れたモーツァルトとラムは旧交を温めることになったのである。

編成

オーボエ1、ヴァイオリン1、ヴィオラ1、チェロ1。

構成

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