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田中健夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/08 14:02 UTC 版)

田中 健夫(たなか たけお、1923年大正12年)9月27日 - 2009年平成21年)10月12日)は、日本歴史学者文学博士東京大学論文博士・1977年)(学位論文「日本中世対外関係史の研究」)。東京大学名誉教授。中世東アジアの国際関係史を研究。

経歴

群馬県高崎市出身。1940年旧制群馬県立高崎中学校4年修了。1942年9月旧制新潟高等学校卒業[1]。同年10月東京帝国大学文学部国史学科に入学[2]し、1945年9月卒業[3]。1949年東京大学史料編纂所入所、1961年助手、1966年助教授、1971年教授。1977年「日本中世対外関係史の研究」で文学博士東京大学)の学位を取得。1984年定年退官、東京大学名誉教授東洋大学教授。1994年駒沢女子大学教授、1997年退職。2001年4月、勲三等瑞宝章受章[4]

2009年10月12日、肺水腫のため86歳で死去[5]

著書

共著編

  • 『要粋日本史』菊地勇次郎共著 三省堂 1958
  • 『海外交渉史の視点 第1巻 原始・古代・中世』森克己共編 日本書籍 1975
  • 『海外視点・日本の歴史 6 鎌倉幕府と蒙古襲来』編 ぎょうせい 1986
  • 『海外視点・日本の歴史 7 大明国と倭寇』編 ぎょうせい 1986
  • 『日本前近代の国家と対外関係』編 吉川弘文館 1987
  • 『前近代の日本と東アジア』編 吉川弘文館 1995
  • 『対外関係史辞典』[4]石井正敏共編 吉川弘文館 2009 ISBN 9784642014496

訳・解説

その他

  • 田中健夫先生を偲ぶ会『先達の航跡 田中健夫先生を偲ぶ』田中健夫先生を偲ぶ会、2010年。 

脚注

  1. ^ 『新潟高等学校一覧 甲号 自昭和17年至昭和18年』新潟高等学校、1943年、141頁。NDLJP:1277251/77 
  2. ^ 東京帝国大学 編『東京帝国大学一覧 昭和17年』東京帝国大学、1943年、610頁。NDLJP:1451114/311 
  3. ^ 『東京大學卒業生氏名録』東京大學、1950年、486頁。 
  4. ^ (田中健夫先生を偲ぶ会 2010, p. 116)
  5. ^ 田中健夫氏死去/東大名誉教授 四国新聞 2009年10月13日

参考文献




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