産業ファンド投資法人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 00:53 UTC 版)
| 種類 | 投資法人 | 
|---|---|
| 市場情報 | |
| 略称 | IIF | 
| 本社所在地 |   東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 東京ビルディング  | 
    
| 設立 | 2007年3月26日 | 
| 業種 | REIT | 
| 法人番号 | 3010005011484 | 
| 代表者 | 執行役員 本多邦美 | 
| 売上高 | 17,848百万円 ※ | 
| 営業利益 | 8,354百万円 ※ | 
| 総資産 | 433,409百万円 ※ | 
| 決算期 | 1月、7月(年2回) | 
| 外部リンク | https://www.iif-reit.com | 
| 特記事項:※経営指標は2023年7月期[1] | |
産業ファンド投資法人(さんぎょうファンドとうしほうじん[2])は、東京都千代田区に本部を置く投資法人、東証上場のJ-REITのひとつ。
概要
日本で初めての産業用不動産特化型REITで、スポンサーはKJRマネジメント(旧・三菱商事・ユービーエス・リアルティ(MCUBS))である。
投資対象は、物流施設、工場・研究開発施設等、インフラ施設という、ユニークなREITである。
2022年にスポンサーが三菱商事・ユービーエス・リアルティからコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に変更となった。2023年にはKKR傘下のセントラル・タンクターミナル所有のタンクターミナル底地を取得し[3][4]、2024年には同じくKKR傘下のロジスティード(旧日立物流)の物流施設の取得を発表している[5]。
沿革
- 2007年(平成19年)3月26日 - 本投資法人の設立
 - 2007年(平成19年)10月18日 - 東京証券取引所に上場
 - 2022年(令和4年)4月28日 - スポンサー変更により、資産運用会社が「三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社」から「株式会社KJRマネジメント」に商号変更
 
ポートフォリオ
2023年7月31日現在で、物件数78件、取得価格389,393百万円である[6]。
産業施設であり底地のみもある。
以下、主な保有物件。括弧内はテナント名。
- 羽田空港メインテナンスセンター(日本航空)
 - 湘南ヘルスイノベーションパーク(武田薬品工業)
 - 神戸地域冷暖房センター(大阪ガス)
 - 市原マニュファクチュアリングセンター(底地)(三井E&Sホールディングス)
 - 東雲ロジスティクスセンター(佐川急便)
 
脚注
- ^ 2023年7月期決算短信(REIT)
 - ^ 産業ファンド投資法人の情報|国税庁法人番号公表サイト
 - ^ 国内不動産信託受益権の取得及び貸借に関するお知らせ 2023年11月29日 産業ファンド投資法人
 - ^ 【売買】タンクターミナル底地3物件を取得、産業ファンドがCRE提案通じ | 日経不動産マーケット情報 2023年11月30日
 - ^ 【売買】産業ファンドが総額2100億円超の取引、ロジスティードと | 日経不動産マーケット情報 2024年2月16日
 - ^ IIF 産業ファンド投資法人
 
関連項目
- 産業ファンド投資法人のページへのリンク