瓜郷遺跡とは? わかりやすく解説

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瓜郷遺跡

名称: 瓜郷遺跡
ふりがな うりごういせき
種別 史跡
種別2:
都道府県 愛知県
市区町村 豊橋市瓜郷町
管理団体 豊橋市(昭39・926)
指定年月日 1953.11.14(昭和28.11.14)
指定基準 史1
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 爪郷と称せられる地域にあり、豊川下流の冲積低地位する遺跡当時砂州上に存するもので、五様式を示す弥生式土器層序的に包含されている。地域内に隅丸矩形又は楕円形の床面をもつ住居の跡があり、又貝塚存する遺物土器・石器骨角器等が多数発見せられ、他に木製各種農具等も出土し低地遺跡の特色示している。この遺跡は、弥生式文化の中期及び後期通じて聚落継続的に存し、しかも貝塚をも構成しており、農耕生活のほかに漁撈と狩猟との生活の痕跡を示すものとして価値深いものである
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瓜郷遺跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/06 05:49 UTC 版)

瓜郷遺跡
瓜郷遺跡
瓜郷遺跡 (愛知県)
瓜郷遺跡 (日本)
Urigō ruins
所在地 日本 愛知県豊橋市
座標 北緯34度47分07秒 東経137度22分31秒 / 北緯34.78528度 東経137.37528度 / 34.78528; 137.37528
歴史
時代 弥生時代

瓜郷遺跡(うりごういせき)は、愛知県豊橋市瓜郷町寄道にある、弥生時代の集落遺跡である[1]1953年(昭和28年)11月14日に、国の史跡に指定された。

概要

豊川下流の冲積低地・(元は砂州)にあり、五様式を示す弥生土器が層序的に包含されている。地域内に隅丸の矩形又は楕円形の床面をもつ住居の跡があり、又貝塚も存する。遺物は土器石器骨角器等が多数発見され、他に木製の各種農具等も出土し、低地性遺跡の特色を示している。この遺跡は、弥生文化の中期及び後期を通じて聚落が継続的に存し、しかも貝塚をも構成しており、農耕生活のほかに漁撈狩猟との生活の痕跡を示すものとして価値深いものである[2][3]

脚注

  1. ^ 『豊橋の史跡と文化財』豊橋市教育委員会、1998年3月31日、26頁。 
  2. ^ 国指定文化財等データベース”. kunishitei.bunka.go.jp. 2020年10月31日閲覧。
  3. ^ 瓜郷遺跡 文化遺産オンライン”. bunka.nii.ac.jp. 2020年10月31日閲覧。


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