環境変数の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 19:16 UTC 版)
EDITOR: エディタのコマンド名を指定する。エディタを起動するプログラム(mail、lessなど)で参照される。 HOME: ホームディレクトリを指定する。cdコマンドで引数を指定しない場合、このディレクトリに移動する。例: /home/$USER LANG: ロケールを指定する。日本語ロケールの場合はjaまたはja_JPなどを指定する。setlocale()関数の呼び出しにより有効となる。 LESSCHARSET: lessの入力・出力文字コードを指定する。 MAIL: メールボックスのパス名を指定する。例: /var/mail/$USER, /usr/spool/mail/$USER NAME: ユーザの名前を指定する。メール送信時などに使われる。 PAGER: ページャ(more、less、pgなど)を指定する。ページャを起動するプログラム(manなど)で使われる。 PATH: コマンド検索パスをコロンで区切って指定する。シェルが参照する。 PWD: カレントディレクトリが設定される。シェルスクリプトでpwdコマンドの代わりに$PWDを参照することがある。 SHELL: 現在のシェルの起動パスが設定される。シェルを確認するのに利用できる。例: /bin/sh TERM: 端末種別が設定される。この値をキーとしてtermcap/terminfoデータベースが検索される。例: vt100 TERMCAP: termcapデータベースファイルのパス、あるいは検索されたデータベースエントリの内容が設定される。例: /etc/termcap TERMINFO: terminfoデータベースディレクトリのパスが設定される。例: /usr/share/misc/terminfo TZ: タイムゾーン情報を指定する。標準Cライブラリの日時関連の関数で参照される。例: JST-9 USER: ログイン名が設定される。 VISUAL: スクリーンエディタのコマンド名を指定する。EDITORと同様。
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環境変数の例
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MS-DOSでは標準的に規定されている環境変数は非常に少ない。 COMSPEC: シェル (COMMAND.COM) のパス名が設定される。CONFIG.SYSのSHELL=行の記述が反映される。例: C:\COMMAND.COM INCLUDE: Cのヘッダファイルのパスを指定する。MS-Cなどが参照する。 LIB: Cのライブラリファイルのパスを指定する。MS-Cなどが参照する。 PATH: コマンド検索パスをセミコロンで区切って指定する。シェルが参照する。 PROMPT: コマンドプロンプトの形式を指定する。例: $p$g TEMP: 一時ファイルを置くディレクトリを指定する。ソフトウェアによってはTMPを参照することもある。例: C:\TEMP
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環境変数の例
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Windows NT系の例を示す。Windows 9x系では存在しないものもある。 COPYCMD: COPYコマンドのスイッチを指定する。 COMPUTERNAME: コンピュータ名が設定されている CPU, NUMBER_OF_PROCESSORS, PROCESSOR_ARCHITECTURE, PROCESSOR_IDENTIFIER, PROCESSOR_LEVEL, PROCESSOR_REVISION: コンピュータのプロセッサに関する情報が設定されている。 DIRCMD: DIRコマンドのスイッチを指定する。 HOMEDRIVE: ホームフォルダのドライブ名が設定されている。例: C: HOMEPATH: ホームフォルダのパス名が設定されている。例: \Documents and Settings\%USERNAME% OS: OSの種類が設定されている。例: Windows_NT PATH: MS-DOSと同じ。 PATHEXT: 実行可能ファイルの拡張子をコロンで区切って指定する。例: .COM;.EXE;.BAT;.CMD;.VBS;.VBE;.JS;.JSE;.WSF;.WSH PROMPT: MS-DOSと同じ。 ProgramFiles: Program Filesフォルダのパス名が設定されている。例: C:\Program Files SystemDrive: システムドライブ名が設定されている。例: C: SystemRoot: Windowsフォルダのパス名が設定されている。例: C:\WINDOWS USERDOMAIN: 現在のユーザのログオンドメインが設定されている。ドメインのない環境ではローカルコンピュータにログオンするためCOMPUTERNAMEと同じになる。 USERNAME: 現在のユーザのユーザ名が設定されている。 USERPROFILE: 現在のユーザのユーザプロファイルフォルダのパス名が設定されている。例: C:\Documents and Settings\%USERNAME% TEMP: MS-DOSと同じ。例: C:\Documents and Settings\%USERNAME%\Local Settings\Temp WINDIR: Windowsフォルダのパス名が設定されている。例: C:\WINDOWS
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