現状の中学校給食についての議論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 18:25 UTC 版)
「町田市の中学校給食問題」の記事における「現状の中学校給食についての議論」の解説
「町田市の中学校給食の実現をめざす会」では、署名活動中に給食利用経験者、中学生、中学生保護者などから得た意見をもとに、問題点として 冷たい(10℃以下で運ばれてくるため) おいしくない クラスで数名しか注文していないために利用しづらい 運んでから食べるために時間がかかり、食べる時間がかかる 給食利用者が運び終わるまで、クラス全員を待たせてしまう などを挙げており、小学校と同様の形態(自校またはセンター方式や親子方式での、食缶による配膳)の全員給食に切り替えることで解決すると主張している。 1.については、温めることで改善する方式を検討している議員もいる。 2.について、「町田市の中学校給食の実現をめざす会」側は、署名活動中の中学生の声が「小学校時代はおいしかった、小学校のような給食ならいい」という声がほとんどであったことを根拠として、小学校の給食と比較してランチボックス給食のクオリティーが劣ることを主張。しかし、請願者に中学生以上の子どもがおらず試食の機会がなかったことから、議員からは「食べていないのにおいしくないと言い切るのはおかしいのではないか」という指摘を受け、水掛け論になっている。 一方、町田市側は、3.については把握していると保健給食課が回答しているものの、一貫して「今の選択式がニーズに合っている」「アンケートでもほとんどの保護者が今の方式がよいと答えている」と回答している。
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