現地ミッション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 05:47 UTC 版)
「国際連合政治・平和構築局」の記事における「現地ミッション」の解説
2016年12月現在、DPAは、アフリカ、中央アジア、中東、南アメリカで紛争予防・平和構築・紛争後の平和構築に従事する以下の政治ミッションと平和構築支援事務所を管理している。 アフリカ 国連ギニアビサウ統合平和構築事務所 (UNIOGBIS) 国連中央アフリカ事務所 (UNOCA) 国連西アフリカ・サヘル事務所(英語版) (UNOWAS) 国連リビア支援ミッション(英語版) (UNSMIL) 国連ソマリア支援ミッション (UNSOM) アジア 国連アフガニスタン支援ミッション (UNAMA) 国連中央アジア予防外交センター (UNRCCA) 中東 国連イラク支援ミッション (UNAMI) 国連中東特別調整官事務所 (UNSCO) 国連レバノン特別調整官事務所 (UNSCOL) 南アメリカ 国連コロンビアミッション これらのDPA主導の現地活動は、事務総長の上級代表を団長とし、内戦から脱却した国々の紛争の予防と解決、あるいは永続的な平和の構築を支援するため、予防外交をはじめとするさまざまな分野にわたる活動のための前進的なプラットフォームを提供するものである。現在、ブルンジ、ギニアビサウ、中央アフリカ共和国、シエラレオネで活動している平和構築事務所は、各国が包括的な平和構築戦略を策定し、各国の関係者や国連の開発・人道機関と連携して実施することで、平和の定着を支援することを目的としている。政治ミッションは、国連平和活動の一環として紛争サイクルのさまざまな段階で活動する。和平交渉の段階でDPAが監督していた政治ミッションが、和平合意の調印後に平和維持ミッションに置き換わったケースもある。また、国連平和維持活動(PKO)が、より長期的な平和構築活動を監督する特別政治ミッションに置き換わった例もある。
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