現代のデンデルモンデ
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「デンデルモンデ」の記事における「現代のデンデルモンデ」の解説
デンデルモンデを有名にした10年に一度行われる教会行列では、ロス・ベイアールトという巨大な馬の像が市中を練り歩く。言い伝えによると、この馬はカール大帝の侵略から主人と3頭の兄弟を守ったという。 2006年8月19日、28人の囚人がデンデルモンデ刑務所から脱走した。そのうち7人は数時間のうちに拘束され、残りもイタリアとロシアで捕らえられた。古くなってさびついた錠を見て脱獄を思いついた彼らは、シーツで互いをつなぎ、壁をよじ登って公衆電話のボックス伝いに逃げるという実に単純な方法で犯行におよんだ。 詳細は「デンデルモンデ保育所襲撃事件」を参照 2009年1月23日には20歳のフランドル人、キム・デ・ヘルダーがシント=ヒリス=ベイ=デンデルモンデ村の保育施設を襲撃。職員1人と8ヶ月と9ヶ月の児童2人の計3人が殺されたほか、20人近くが負傷した。イタリアの歌手、リチアーノ・リガブエはこの事件の犠牲者をしのび“Quando mi vieni a prendere?”(2010年のアルバム“Arrivederci, Mostro!”に収録)の曲をささげた。
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