特定形式の車両の全廃・運用終了を記念するもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 04:43 UTC 版)
「さよなら運転」の記事における「特定形式の車両の全廃・運用終了を記念するもの」の解説
特定の形式の車両・機体が全廃され、またはある路線での運用を終了する場合、その車両が人気のある車両であれば、さよなら運転が行われることがある。この場合は、列車というより鉄道車両に乗車することを目的としているので、その車両を用いた臨時便を運行することも多い。また、さよなら運転の終点を車庫の最寄駅に設定し、車庫で撮影会などを行うケースもある。通常の運用を変更し、その車両を用いて運用に入ることがある。この場合、一部の運用を事前に告知することがあるが、前述のトラブルを防止する目的で最終運転時刻を公表しない場合もある。 またJR東日本では中央線快速用の豊田車両センター所属201系(豊田発松本行)を皮切りに、長野総合車両センターへの廃車回送列車を、団体専用のさよなら運転に仕立て、長野駅もしくは途中の松本駅まで乗客を乗せて運行するイベントが行われている(201系の場合、中央本線・篠ノ井線の甲府 - 松本間で乗客を乗せて走行するのは極めて稀なケースであった)。 特定形式の車両の全廃・運用終了の例南武支線101系のさよなら運転(2003年12月、鶴見駅にて撮影) 特定形式の車両の全廃・運用終了の例小田急9000形さよなら運転後の撮影会(2006年5月13日、喜多見検車区唐木田出張所にて撮影) 特定形式の車両の全廃・運用終了の例香港MTR東鉄線MLR列車のさよなら運転(2022年5月、沙田駅にて撮影)
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