爆帝利亞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:13 UTC 版)
「WORST (漫画)」の記事における「爆帝利亞」の解説
山本 雄丈(やまもと ゆうじょう) 鉄生と黒ヒョウのタイマンから暫く経った頃に爆帝利亞の頭となった男。ロン毛と顔の左側の入れ墨が特徴で、争いを好むなど過激且つ危険な性格をしている。 かつては高校1年生の時点で甲子園確実と言われた高校野球のスター選手だったが、怪我からの復帰後に無理をした結果再発してしまった自分に対する周囲の掌を返した態度に激昂して暴力沙汰を起こして以来不良となり、現在に至る。 勢力拡大を狙ってメンバーを増やしていた爆帝利亞に手下と共に潜り込むと次期頭を決める投票に出来レース状態で勝利して頭となり、休戦協定を破棄して5チームで抗争を引き起こし、やがては鈴蘭などを含めた戸亜留市の各勢力も巻き込んで大規模な抗争を引き起こそうと画策し、協定に加盟しているチームを次々と襲撃し始めた。しかし武装が自分の思い通りにならないことを知ると徐々に暴走していき、将五を襲撃した際に奪った携帯の情報から加地屋中野球部襲撃を企てるも、当日に柳ら武装の襲撃を受ける。自身は鉄生と途中から駆けつけた将五とタイマンを繰り広げるも、追い詰められてことで暴走し、晋達を刺殺しようとしたところを鉄生に殴り飛ばされ敗北する。 その後は新たに「漆黒の蠍」を結成するも、上記の漆黒の蠍の項目にも記載されている通り、鉄生に敗北してから約1年半後にあたるWORST本編での鈴蘭と漆黒の蠍の抗争時にはシンナー中毒の悪化で完全に正常でなくなっているらしく、漆黒の蠍が天地軍団に吸収されてからの動向は付き合いの長かった晋達も把握していない。 『ドクロ』7巻に収録された描き下ろしでは鉄生に敗北後に中学時代の天地と遭遇している。 相田 晋(あいだ しん)、西村 アツシ(にしむら アツシ)、三木 一弥(みき かずや) 爆帝利亞のメンバー。 山本が高校野球で活躍していた頃からの友人で、山本が野球をやめて不良となってからもかつてのような格好いい姿を再び見れるのではないかと信じて彼に付いて他チームの襲撃などに加担してきたが、徐々に暴走していく山本に付いて行けなくなり、たまたま遭遇した鉄生に彼を止めよう懇願する。 山本が鉄生に敗れた後は行く当てもなかったところを鉄生に誘われて武装入りし、晋はその後六代目幹部として本編に名前が登場している。 黒田(くろだ) 爆帝利亞の古参メンバーで元幹部。 勢力拡大を狙ってメンバーを増やした結果、山本によるチーム乗っ取りや他チームの襲撃という結果を招いてしまったため、他の古参メンバー大半と共にチームを脱退し、柳にこれ以上爆帝利亞の名前を汚さないために爆帝利亞を終わらせる(=潰す)ことを懇願した。 晴本 茂雄(はるもと しげお) 爆帝利亞の古参メンバー。本編にも登場している。 黒田らと爆帝利亞を脱退し、物語の約1年後にあたるWORST本編では爆帝利亞から分裂したチーム「慙愧の虎」初代総長となる。 井上(いのうえ) 爆帝利亞の古参メンバー。 かなりの実力者として知られていたが、山本に瞬殺され、黒田らと爆帝利亞を脱退した。 WORST本編に登場する爆帝利亞から分裂したチーム「黄泉の梟」の元総長と同性だが、関連性は不明。
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