点拡がり関数とは? わかりやすく解説

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ポイントスプレド関数(点拡がり関数)

【英】:point spread function

蛍光体層によって電子から変換された光をCCD検出するとき、蛍光体粒子によって電子散乱されるために、そこから発する光のサイズ入射電子線のサイズより大きくなる。この光がCCD達するときCCDの1ピクセル(〜15μmサイズより大きくなることがある。この拡がり与え関数をポイントスプレッド関数という。目安として、強度中心ピクセルに対して、隣のピクセルでの強度は1/3程度

点拡がり関数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/15 20:29 UTC 版)

点拡がり関数(てんひろがりかんすう、: Point spread function、PSF)または点像分布関数(てんぞうぶんぷかんすう)は、光学系の点光源に対する応答を表す関数である。より一般的な表現はインパルス応答であり、PSFは結像した光学系のインパルス応答と言える。 PSFは様々な文脈で利用され、解像されない被写体で現れる像の中のぼやっとした部分と考えられる。 機能的な意味では、光学伝達関数の空間領域バージョンである。フーリエ光学、天文学、電子顕微鏡や、他のイメージング技術(共焦点レーザー顕微鏡のような3次元顕微鏡、蛍光顕微鏡など)において有用な考え方である。




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