清原雪信
清原雪信―一門に背き愛を貫いた閨秀画家
清原雪信
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清原 雪信(きよはら ゆきのぶ、寛永20年(1643年)? - 天和2年4月29日(1682年6月5日)?[1])は、江戸時代前期に活躍した狩野派(江戸狩野)の絵師。久隅守景の娘で、狩野胖幽は弟、狩野探幽は母方の大叔父にあたる。江戸時代には狩野派随一の閨秀画家として知られた。
- ^ 『古画備考』「狩野門人譜」にある「女雪信(中略)行年四十にて、天和二年四月廿九日死」。
- ^ 大平(2014)pp.124-126。
- ^ 「花鳥図屏風」(個人蔵)と、「佐渡の渡図」(インディアナポリス美術館蔵)(『華麗なる江戸の女性画家たち』p.62)、柿本人麻呂と小野小町の絵に池田継政が和歌を書いた絹本著色「歌人和歌断簡」(各図に款記「清原氏女春信筆」・朱文方印あり。林原美術館蔵(林原美術館特別展「王朝文化への憧れー歌・物語に染まる、もののあわれー」展示No.25))の3点。
- ^ 『華麗なる江戸の女性画家たち』pp.26-28,61-62
- ^ 高垣幸絵 「清原雪信筆「女房三十六人歌合画帖」について」『MIHO MUSEUM 研究紀要』第14号、公益財団法人秀明文化財団、2014年3月、pp.83-110。
- ^ 尼崎コレクション – 南部再生
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