後鳥羽院宮内卿とは? わかりやすく解説

後鳥羽院宮内卿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/22 09:49 UTC 版)

宮内卿(くないきょう)または後鳥羽院宮内卿(ごとばのいんくないきょう、生没年不詳)は、鎌倉時代初期の女流歌人新三十六歌仙女房三十六歌仙の一人。父は右京権大夫源師光大納言師頼の子)、母は後白河院の女房安芸と言われる。兄に源泰光源具親がいる。


注釈

  1. ^ 吹からに野への草木のしほるれは むへ山風をあらしといふらん(『古今和歌集』)
  2. ^ 本歌取りが当たり前の和歌の世界でも、特に創作性の強い表現は、安易に模倣することが戒められる。
  3. ^ 内省的な和泉式部に向けて、冴えわたる秋の叙景を三首たたみかけるところに、若くして去った彼女の才を誰よりも理解していたのは自分なのだという後鳥羽院の思いがある。
  4. ^ 『新古今和歌集』巻第五 秋歌下 「立田山」。
  5. ^ a b c いずれも配列や詞書から「後鳥羽院の」宮内卿であることが明白。

出典

  1. ^ 鴨長明無名抄』 俊成卿女宮内卿両人歌読替事
  2. ^ 正徹正徹日記』 下 103
  3. ^ 心敬 『ささめごと』
  4. ^ 有吉保 『和歌文学事典』 1982年5月 桜楓社
  5. ^ 増鏡』 第一 おどろの下
  6. ^ 『新古今和歌集』 巻第二 春歌下 00129


「後鳥羽院宮内卿」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「後鳥羽院宮内卿」の関連用語

後鳥羽院宮内卿のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



後鳥羽院宮内卿のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの後鳥羽院宮内卿 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS