混和酒

お酒・飲料大辞典

混和酒

一般に、酒類をベースに他の酒類ないし物品を加えてつくる酒を混和酒といい、混和酒の製造にも当然酒類製造免許が必要になります。しかし、社会常識上、下記のような場合は、製造免許は必要はないとして、製造には当たらないとされています（みなし製造の適用除外）。 （1） 消費者が自家消費用に、ウイスキーなど比較的高アルコールの酒（アルコール分20度以上のものに限る）をベースに、梅などの果実（ブドウその他特定のものを除く）、糖類を混和・抽出させて梅酒などをつくる場合。 （2） 飲食店等で客の求めに応じて、あるいは消費者が自ら消費するために、消費（飲用）の直前にカクテル等をつくるために混和する場合。