海外基地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 02:17 UTC 版)
「不沈空母」も参照 歴史的に、そして現在まで、補給線の伸長や修理施設の提供のため、かつ母港が提供する能力を超えて艦隊の「効果的な打撃力(effective striking power)」を強化するために、外洋海軍は海外基地を建設する傾向があった。一般的にそうした基地は、潜在的な紛争や国益に対する脅威が発生しうる地域に配置されている。例えば第二次世界大戦以降、イギリス海軍(後にアメリカ海軍)は、ペルシア湾での作戦のためにバーレーンに軍隊を駐留させ続けてきた。海外基地の軍事的重要性と価値は主に地理的位置に左右される。狭隘な、あるいは閉ざされた海のチョークポイントに位置する基地は、敵勢力のシーレーン付近やその打撃距離内に位置する場合、高い価値を有する。しかし、前進作戦基地(英語版)にも同等の価値があり、真珠湾海軍基地はアメリカ海軍にとって太平洋で前進するための玄関口として機能している。
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