海外リーグ挑戦
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アルバイトでためた資金で2016年1月に渡米し、アリゾナウインターリーグ・トライアウト2016に参加。7試合(先発4試合)に登板して、1勝もあげられずに4敗を喫するも徐々に調子を上げ、防御率は2.25を記録した。 ウインターリーグでの実績をもって、米独立リーグのエンパイアリーグ(英語版)に属するニューハンプシャー・ワイルド(英語版)と契約を結んだ。5試合(先発2試合)に登板し、3勝1敗、防御率4.58を記録。5試合目の登板で4回2/3を投げて11失点(自責7)を喫するまでは、防御率1点台をキープしていた。チームとの契約直前には、BS11『中畑清 熱血!スポーツ応援団』にてアメリカ野球挑戦の様子が取り上げられた。同番組にはオフにも再度出演し、タレントの稲村亜美との対決企画が組まれた。 2016年12月より台湾に渡り、現地のトライアウトに参加。2017年はフランス野球リーグでプレーすることとなった。4月23日の試合で被安打3、2失点(自責点0)の完投勝利をあげたことから、その週の週間MVPに選出。7月14日・15日のオールスターゲームの出場選手にも選出され、2試合目に登板し、2回を投げて被安打1、無失点で勝利投手になっている。シーズンを通して14試合(全て先発)に登板し、3勝9敗、防御率3.45の成績だった。 2018年は再度渡米。2月にはフルタイム・ナックルボーラーのフィル・ニークロによるナックルボールクリニックで2日間の指導を受けた。この年はエンパイアリーグのトライアウトを経て、6月よりプエルトリコ・アイランダーズ(英語版)でプレー。前年まで千葉ロッテマリーンズに所属していた菅原祥太とチームメイトになった。11試合(先発10試合)に登板し、5勝2敗、防御率3.27の成績を残し、先発投手陣の一人としてリーグ優勝に貢献した。 上記の他、時期は不明だが、リトアニアでも飛び込みで野球をプレーしたことがあると後年語っており、参加したチームはドビーダス・ネバラスカスの父親が運営しているチームだったという。
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