洞爺大福【トウヤオオフク】(野菜)
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登録番号 | 第4175号 |
登録年月日 | 1994年 12月 26日 | |
農林水産植物の種類 | いんげんまめ | |
登録品種の名称及びその読み | 洞爺大福 よみ:トウヤオオフク |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 北海道 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 南忠 伊藤平一 及川邦男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「中交5407F2」に「大福」を交配して育成された固定品種であり,育成地(北海道夕張郡長沼町)における成熟期は中生,子実の大きさが中の大で,北海道一円に適する煮豆,甘納豆等の食品向きの品種である。 胚軸の色は緑,伸育型と草型は無限つる性,葉色は淡緑,小葉の大小は大である。花色は白,莢の長さ及び幅は中,莢の硬軟は硬,莢の筋の有無は有,若莢の地色は緑,斑紋の色はなし,一莢内粒数は極少,子実の大小は中の大,形はじん臓形,種皮の斑紋の種類はなし,種皮の色地は白,種皮の環色はなしである。開花期及び成熟期は中,子実収量は中である。 「改良早生大福」と比較して,若莢の斑紋の色がないこと等で,「大福」と比較して,葉色が淡緑であること,莢の幅が狭いこと,成熟期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,北海道立中央農業試験場(夕張郡長沼町)において,昭和55年に「中交5407F2」に「大福」を交配し,初期世代は集団選抜を行い,雑種第5代で個体選抜,以後,系統選抜により育成された固定品種である。62年から生産力検定予備試験,平成元年以降「中育F12号」の系統名で生産力検定試験及び特性検定試験等の試験を行い,その特性が安定したことを確認して育成を完了したものである。3年は雑種第11代である。 |
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