沿革・チャンネルの特徴
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「関西テレビ☆京都チャンネル」の記事における「沿革・チャンネルの特徴」の解説
1998年11月1日、京都チャンネルとして放送開始。チャンネル名が示す通り、歴史と伝統、四季折々違った季節感を出す京都の魅力を紹介する番組を多数制作しており、京都の三大祭葵祭・祇園祭・時代祭や大文字五山の送り火の模様も京都チャンネルが生中継した。 2002年にKBS京都への資本参画が行われるようになってからは、『京都最新情報』(2004年4月に『京都!ちゃちゃちゃっ』と改題)や俳優西村和彦がMCを担当する番組『Go on』、元KTVアナ桑原征平司会のクイズ番組『桑原征平のおもしろ京都検定』など、京都チャンネル・KBS京都共同制作のテレビ番組を放送。他、2006年9月まで京都のFMラジオ局・α-stationのラジオ番組『α-SWEET CAFE』を映像付きで放送していた。 この他、関西テレビが制作・放送したローカルバラエティ番組(『ふるさとZIP探偵団』『プライスバラエティ ナンボDEなんぼ』『南海パラダイス!』など)や、サスペンスドラマの再放送なども行っていた。2005年11月26日からは、関西テレビで1980年代に放送された深夜番組『エンドレスナイト』も再放送していた。こうした形態は、GAORA(毎日放送)やsky・A(朝日放送)などでも見られるものであり、関西系の番組を全国で見られるという側面も作り出していた。 京都チャンネルのマスコットキャラクター「京チャン」は、関西テレビのマスコットキャラクターである「ハチエモン」を京都風にアレンジしたものである。京チャンとお笑い芸人が京都市街でロケをする『京チャンともっと遊ぼう!』などの番組や、オリジナルCMにも登場した(CMはKTV地上波やBSフジ、フジテレビ721+739+CSHD(現フジテレビワンツーネクスト)でも放送)。 2005年12月1日より、関西テレビ☆京都チャンネルに名称変更。キャッチコピーは「コテコテ総合エンタ」。 2008年4月より、それまで実施していた24時間放送を中止し、毎日深夜・早朝に30分から3時間程度の放送休止時間帯を設けていた。 スカパー!での視聴料金は月額500円(税込525円)だった。また、JCN(デジタル660ch、一部局でアナログ配信あり)等一部ケーブルテレビ局へも配信されていた。 しかし、関西テレビ放送の経費削減により経営見直しが行われ、2009年4月30日をもって放送終了した。他の企業に運営は引き継がれていないが、関西テレビ☆京都チャンネルが制作した番組の一部は、閉局後はBSフジが放送を行っている。
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