汚染獣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:20 UTC 版)
汚染獣はほとんどの生物にとって害である汚染物質を栄養として取り込むことができ、繁殖を繰り返して世界中に大量に生息している。汚染物質よりも効率的な栄養源として人間を喰らうために都市を襲撃することがあり、都市が汚染獣を回避し切れないときは武芸者が撃退する役割を担う。しかし、汚染獣は個体ごとの力が非常に強く、武芸者が単独で汚染獣を撃退するのは不可能に近いため、襲撃を受けた都市は基本的に総力を上げての対処が迫られる。また、汚染獣の攻撃は熟練の武芸者にとっても致命的な威力を持ち、都市外での戦闘では攻撃がかするだけでも汚染物質を遮断するスーツが破れてしまうため、汚染獣との戦いは攻撃を全く受けずに倒すことを前提とした過酷なものとなる。 そのルーツは謎に包まれているが、なんらかの生物が汚染された環境に適応するために進化を遂げた姿と言うのが定説で、汚染獣以外ではわずかな植物や微生物のみが汚染物質への耐性を持つ。 そのルーツは本作の前日譚『レジェンド・オブ・レギオス』に登場するナノセルロイドの一体『ポーン』の成れの果て。汚染物質とは空の向うから降り注ぐイグナシスの悪意に反応して変質したオーロラ粒子であり、ナノセルロイドはオーロラ粒子をエネルギー源とするために汚染物質への耐性を持つ。元々は人型だったがオーロラ粒子の過剰摂取によって怪物のようになっている。グレンダンにおける習慣として強力な老性体で一度の戦闘で殺せなかった場合名前をつける習慣がある(老性六期のベヒモト。アニメ版ではインビークー)。
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